しがない社会人のゲーム日記

しがない社会人が、プレイしたゲームの感想やレビューをただただ綴っていくブログです。購入の際の参考になれば幸いです。

お疲れ様です。

 

最近睡眠不足が顕著に出ており、仕事に遅刻しない程度の寝坊が増えているので今日はアウトプットのみにして、睡眠時間の確保をしたいと思います(執筆時点午前0時半頃)。

 

さて、前回はクラウドでシステムを設計する際の設計思想や、耐故障性の高いシステムを構築する際に用いられる考え方や手法について学んだ内容のアウトプットをしました。今回はその続きからになります。

 

前回はシステムの耐故障性についての話が中心でしたが、今回はAWSなどのクラウドを使用する利点の1つについて具体的に学習しました。

 

クラウドでは、『弾力性』という今までになかった概念をインフラストラクチャに取り入れました。弾力性はまた伸縮性とも呼ばれ、状況に応じてリソースの性能を柔軟にスケールイン、スケールアウトします。この弾力性は以下の3つの方法によって実現されています。

 

1つ目は巡回スケーリング。日毎や週ごと、月ごとなどの定期的にスケーリングすることを言います。

 

2つ目はイベントベーススケーリング、事前にトラフィックの急激な増加が予想される際に実施されるスケーリングの事を言います。トラフィックの増加が予想される時間帯に自動的にスケールアウトをする、スケジュールドスケールアウトパターンを利用しており、オンラインゲームやショッピングサイトなどの、時間帯でアクセスに偏りのあるシステムに有効です。

 

3つ目はオンデマンドの自動スケーリング、監視サービスを利用することにより、監視項目に基づいてトリガーを送信し、スケールイン・スケールアウトをします。こちらはスケールアウトパターンを利用しており、トラフィックの増加を自動的に検知してスケールアウトを行います。突発的であっても対応可能であり、実用性やシステム性能を維持できます。

 

クラウドではこういった弾力性を利用して、必要に応じたリソースの増減が可能です。必要な時にリソースを追加し、不要になれば廃棄する、使い捨てのような形でビジネスリソースをAWSでは利用可能になります。

 

今回は従来のオンプレミスにはなかった、クラウドならではのシステムの柔軟性について学びました。オンプレミスではどうしても常に最大ピーク時について考える必要があり、機材などもそれに応じたものを用意する必要がありました。ですがクラウドを利用すれば必要な時に必要な分だけ性能を求めることが可能になります。

 

今回はアウトプットのみでインプットをしないので次回の更新は明後日になります。

 

毎回になりますが、もし識者の方が読んでいましたら、解釈が違う点や補足等をコメントでいただければ幸いです。

 

では、また次回。